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第40回「古代の息吹」展

古代の息吹 展覧会パネル文章

我々は、どこから来たのか。我々の文明は、何を喰らって生きて来たのか。それを感じなければ、我々の死生観は立つことが出来ないのだ。それどころか我々が、どこに向かって生きて行くのかすら解かることはないだろう。古代とは、つまりは我々一人ひとりの故郷に他ならない。私はその故郷を考え続け、そして見つめ続けて今に至った。その故郷の息吹を、私は多くの芸術作品の中に見出しながら生きて来たのだ。故郷を慕う憧れが、私の人生そのものを立たしめて来たと言ってもいい。古代に生きた人間たちの息吹を、私は芸術作品の中に見出しながら人生を歩んだ。故郷を慕う憧れが、私の人生そのものを立たしめて来たと言ってもいい。古代に生きた人間たちの息吹を、私は芸術作品の中に見出し、それらとの交流によって、自分自身の生と未来への希望を紡ぎ出したのである。古代とは、私自身であり、また私の未来の姿でもある。それは取りも直さず、人類の存在理由を指し示す道標とも成るだろう。ここに、その片鱗を感じて頂ければ、これに越した喜びはない。
執行草舟
  • 〈展覧会 案内葉書〉自刻像 権鎮圭
  • 〈展覧会イメージ作品〉聚 山口長男
〈展覧会名〉
「古代の息吹」 展
〈会期〉
2025年7月29日(火)~2025年11月29日(土)
〈概要〉
この度、「古代の息吹」展と題し、縄文や古代文明を感じさせる力強い作品を中心に展示します。当館展示で初公開の権鎮圭の彫刻(戸嶋靖昌の遺品)、またご遺族よりご寄贈頂いた小坂圭二の彫刻作品など初公開、臨済宗の中興の祖 白隠慧鶴の書、洋画家 平野遼、山口長男、コシノジュンコの縄文的絵画と組み合わせて展示いたします。執行草舟コレクションを通して、「古代の息吹」をぜひ感じて頂けましたら幸いです。

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