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2024.4.11

2024年4月30日より、「砂の時間」展、始まります。

≪水平の風≫ 佐藤忠 制作 ©2024 Chu SATO

≪水平の風≫ 佐藤忠 制作 ©2024 Chu SATO


 この度、「砂の時間」(会期:2024年4月30日~2024年8月31日)と題し、芸術における変幻自在な時――象徴的に「砂」と表わされる――を主題として、その魅力を追った作家たちの作品を中心に展示します。目に見える形としては極小の単位に分解された「砂」。一粒に量子力学的な未来まで予感させる姿を、佐藤忠の金属彫刻、立原青の写真ほか、砂漠を描いた阿部平臣の大作品、北川健次の記憶を想起させるオブジェも含め、さまざまな作品から探ります。悠久の時間をお楽しみください。


 また、4月1日刊行のARTIS28号では展示に関連し「砂」を象徴として、あらわされる悠久の時を描こうとした作品や芸術に対する思想を取り上げ、館長 執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」でご紹介します。


《Black Sand》SN2016-02 黙したるもの 立原青 撮影

《Black Sand》SN2016-02 黙したるもの 立原青 撮影


会期:2024年4月30日(火)~2024年8月31日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
                           戸嶋靖昌記念館
                         (要予約 03-3511-8162)

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2024.4.2

GW期間中の㈱日本生物科学、戸嶋靖昌記念館の営業日について

平素よりBIOTEC事業へのご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
5月のゴールデンウィーク期間中の㈱日本生物科学の営業日ならびに執行草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館の開館日に関し、お知らせさせて頂きます。

GW期間中の㈱日本生物科学、戸嶋靖昌記念館の営業日について

5月3日(金)、4日(土)の祝日は、通常通りの営業・開館となります。
代わりに5月10日(金)、11日(土)を振替休日とさせて頂きますので、ご確認頂けますようお願いいたします。

2024.3.14

4月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第28号が発行されます。

 弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第28号が4月1日に刊行されます。今回は新しく執行草舟コレクションとなった佐藤忠氏の金属彫刻を初めとし、「砂の時間」と題して「砂」を象徴としてあらわされる悠久の時を描こうとした作品や芸術に対する思想を取り上げ、館長 執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」でご紹介します。

 巻頭の絵画は、佐藤忠氏の「金色の雨」を取り挙げ、〈創造者たち〉のコーナーではジョルジュ・ブラックを紹介します。今回、國學院大學でニーチェを研究し、現在執筆活動を続ける望月鈴子氏が、立原青による《Interlude of light》-砂を映した幻影的な写真-へ捧げた詩をご寄稿くださいました。「新しい神話」の生まれる胎動を感じる美しい詩を、ぜひ味わってみて下さい。

 執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、「うつしの美学」展が~4/20(土)まで、4/30(火)より「砂の時間」展(~8/31)と題し、ARTISと同題の展覧会を開催予定です。佐藤忠氏の近未来の金属彫刻、立原青氏の砂の写真、阿部平臣氏の砂漠を描いた洋画なども展示されます。ぜひ現在の展示と、次の展示も引き続きお運び頂けましたら幸いに存じます。

 ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。

画像をクリックすると見本のページがご覧いただけます。
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▼ 第28号 目次

〈巻頭〉一点を追う     佐藤忠「金色の雨」
〈インタビュー〉語る芸術  砂の時間
〈コラム〉創造者たち    ジョルジュ・ブラック
〈自由企画〉いま、ここで  パリ、曼陀羅より
〈寄稿〉私の眼       望月鈴子
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
    学芸便り
ARTIS 第28号

ARTIS 第28号

2024.1.26

2月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第27号が発行されます。

 弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第27号が2月1日に刊行されます。館長 執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」では、「うつしの美学」というテーマを思索します。芸術の原初的行為である「うつす」。アルタミラの洞窟壁画から始まり、目の前にある「何ものか」をうつすことで、大いなる謎を捉えようと創造者たちが戦うのです。その作品が謎を湛えるほど、芸術作品は他者のいのちに生き続けるとも言えましょう。

 巻頭の絵画は、安田靫彦の描いた「手ならひ」を取り挙げ、〈創造者たち〉のコーナーでは保田與重郎を紹介します。今回、事業家であり東京大学でカントを研究した小林大佑氏が、戸嶋靖昌の《かたむいた赤い土地―La tierra roja inclinada》へ捧げる詩をご寄稿くださいました。真の作品との対話から生まれた詩を、ぜひ味わってみて下さい。

 執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、同時期、「うつしの美学-実相を見る」展(2/6~4/20)とARTISと同題で展覧会を開催します。ぜひ、合わせてお運びください。

 ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。

画像をクリックすると見本のページがご覧いただけます。
画像をクリックすると見本のページがご覧いただけます。

▼ 第27号 目次

〈巻頭〉一点を追う     安田靫彦「手ならひ」
〈インタビュー〉語る芸術  うつしの美学
〈コラム〉創造者たち    保田與重郎
〈自由企画〉いま、ここで  写真考
〈寄稿〉私の眼       小林大佑
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
    学芸便り
ARTIS 第27号

ARTIS 第27号

2024.1.26

2024年2月6日より、「うつしの美学―実相を見る」展が始まります。

「〈卓上静物〉〈婦人像〉林武 画

〈卓上静物〉〈婦人像〉林武 画


 この度、「うつしの美学-実相を見る」(会期:2024年2月6日~2024年4月20日)と題し、芸術の根本ともいえる「うつす」とは何か。また、「うつす」ときに見つめる「実相」-奥に隠された真実の姿-とは。さまざまな作品を通じ「実相」へのアプローチがいかに為されるのか、本展覧会にて探ります。林武、広瀬功、戸嶋靖昌、石田淳一らの世界観あらわれる絵画を初め、安田靫彦のスケッチ、本画から、熊川渓雲の木彫まで、幅広い作品展示をお楽しみください。


 また、2月1日刊行予定のARTIS27号では展示に関連した同テーマで思索します。「うつす」という原初的な行為が、芸術の根源となったことを、執行草舟へのインタビューや自由企画などからアプローチします。


〈椿〉安田靫彦 画

〈椿〉安田靫彦 画


会期:2024年2月6日(火)~2024年4月20日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
                           戸嶋靖昌記念館
                         (要予約 03-3511-8162)

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