草舟座右銘

草舟座右銘

執行草舟が愛する偉人たちの言葉を「草舟座右銘」とし、一つひとつの言葉との出会い、想い、情緒を、書き下ろします。いままで著作のなかで触れた言葉もありますが、改めて各偉人に対して感じることや、その言葉をどのように精神的支柱としてきたか、草舟が定期的にみなさまへご紹介します。ウェブサイトで初めて公開する座右銘も登場します。また、座右銘は「葉隠十戒」(執行草舟 選)の思想的展開によって生まれています。葉隠十戒はこちら

2019.05.06

No.1
現実の創世記は、初めにではなく終わりにある エルンスト・ブロッホ

2019.05.10

No.2
正しく立てる者も自由に立ち、堕ちた者も自由に堕ちたのだ ジョン・ミルトン

2019.05.20

No.3
魂とは、肉体を拒絶する何ものかである アラン

2019.05.27

No.4
人間の肉体でそこに到達できなくても、どうしてそこへ到達できないはずがあろうか 三島由紀夫

2019.06.03

No.5
お前の知らぬものに到達するために、お前の知らぬ道を行かねばならぬ 十字架の聖ヨハネ(サン・フアン・デ・ラ・クルス)

2019.06.10

No.6
現在に めざめるな 宝石の限りない 眠りのように 西脇順三郎

2019.06.17

No.7
航海をすることが必要なのだ、生きることは必要ではない ポルトガルの王子エンリケ

2019.06.24

No.8
不合理ゆえに我れ信ず テルトゥリアヌス

2019.07.01

No.9
我々は聖霊に向かって行くのだ アルチュール・ランボー

2019.07.08

No.10
両頭俱に截断せば、一剣天に倚って寒じ 楚俊禅師

2019.07.13

No.11
報いを受けることは、エネルギーの堕落になる シモーヌ・ヴェーユ

2019.07.22

No.12
人生は一行のボオドレエルにも若かない 芥川龍之介

2019.07.29

No.13
これによって、ただこれだけによって、我々は生きて来たのだ T.S.エリオット

2019.08.05

No.14
真の愛は、苦しみの中にしか存在しない ミゲール・デ・ウナムーノ

2019.08.10

No.15
不可能を欲する人間を私は愛する ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

2019.08.19

No.16
人間は、幸福になるために生まれて来たのではない アンドレ・ジード

2019.08.26

No.17
墓の中の誕生のことを語らねばならぬ 安部公房

2019.09.02

No.18
われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した 『旧約聖書』詩篇137篇

2019.09.09

No.19
私は、私の死を死にたいのだ フェデリコ・ガルシア・ロルカ

2019.09.14

No.20
仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺す 臨済義玄

2019.09.21

No.21
泉のかたわらに立ちて、喉の渇きに私は死ぬ フランソワ・ヴィヨン

2019.09.30

No.22
ぼくがたおれたら一つの直接性がたおれる、もたれあうことをきらった反抗がたおれる 吉本隆明

2019.10.07

No.23
それでも、君は生まれたのだ。清澄な日のために… フリードリッヒ・ヘルダーリン

2019.10.12

No.24
地獄には、地獄の名誉がある ダンテ・アリギエリ

2019.10.21

No.25
往相は尚一剣にして、還相はわが激情に尽く 三浦義一

2019.10.28

No.26
われわれの運命は、われわれ自身の手中にある アーノルド・トインビー

2019.11.02

No.27
いまひとたびの春、やがて涙のように逃げて行くだろう アロイジウス・ベルトラン

2019.11.11

No.28
花は愛惜に散り、草は棄嫌に生ふるのみなり 道元

2019.11.18

No.29
愛は死のように強い 『旧約聖書』雅歌第八章六節

2019.11.25

No.30
俺は人間でありたいとは欲しない、何か謎でありたい 埴谷雄高

2019.12.02

No.31
最後の審判のとき、人が吟味するものはただ涙だけであろう エミール・シオラン

2019.12.09

No.32
どんなでたらめをやっても、心さえ歪んでいなければ、最後には必ず正しい道に到達すると思っている ドストエフスキー

2019.12.16

No.33
人間は、克服せらるべき「何ものか」である フリードリッヒ・ニーチェ

2019.12.23

No.34
人が愛するのは、そのすべてを所有していないものだけだ マルセル・プルースト

2019.12.28

No.35
君看よや双眼の色、語らざれば愁い無きに似たり 白隠禅師

2020.1.6

No.36
精神の生とは、死を厭い世の汚濁から身を守る生ではなく、死に耐え死の真っ只中に自らをよく保つ生である ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘーゲル

2020.1.11

No.37
これは狂気かもしれない、しかし筋が通っている ウィリアム・シェークスピア

2020.1.20

No.38
救いは、自らの絶望を自覚するものにのみ訪れる可能性がある 高橋和巳

2020.1.27

No.39
もっと大きい、もっと大事な幸福がある ヘンリック・シェンケヴィッチ

2020.2.3

No.40
人間は本質的に病気である。 … 健康な人は、いつも病気が作り上げたものによって生きてきたのだ トーマス・マン

2020.2.10

No.41
春は、やっぱり春であった トルストイ

2020.2.17

No.42
幸福なシジフォスを思い描かねばならぬ アルベール・カミュ

2020.2.22

No.43
みづから刃に伏し、今夜、陰風に乗りてはるばる来り菊花の約に赴く 上田秋成

2020.3.2

No.44
悟性の自由な合法則性、これが「無目的の合目的性」と言われるものだ インマヌエル・カント

2020.3.9

No.45
私は火であり、供物である 『バガヴァッド・ギーター』

2020.3.16

No.46
そこには、何か始原的な恐怖があった サマセット・モーム

2020.3.23

No.47
死の気遣いにおいてのみ、魂は我れに返る ジャック・デリダ

2020.3.30

No.48
これでも、俺は何かのために生まれて来たんだ、なぁそうだろ! マクシム・ゴーリキー

2020.4.6

No.49
何とて悲の心ましまさずや、我れは悲の器なり 源信

2020.4.13

No.50
愛し、かつ憎むことのできる人においてのみ、思想は成長する アレキシス・カレル

2020.4.20

No.51
そして、世界は泥である ジャコモ・レオパルディ

2020.4.27

No.52
百尺の竿頭に須らく歩を進めて、十方世界に全身を現ずべし 無門慧開和尚

2020.5.2

No.53
人は正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである ブーレーズ・パスカル

2020.5.11

No.54
見るべき程の事は見つ、今は自害せん 『平家物語』(内侍所都入)

2020.5.18

No.55
一度の春、あゝ、たった一度の春でいいのだ。それでも私の血には豊かすぎる。 ライナー・マリア・リルケ

2020.5.25

No.56
私は、自分が何者であるか分かっている! ミゲール・デ・セルバンテス

2020.6.1

No.57
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない エリック・ホッファー

2020.6.8

No.58
人生に先立った、人生そのものよりかもっと生き生きと、もっと切ないまでに愉しい日々であった 堀辰雄

2020.6.15

No.59
野生の象にとって最も残酷な敵は、飼い馴らされた象なのだ ベルトルート・ブレヒト

2020.6.22

No.60
あゝ、星がみな降ってくる モーリス・メーテルランク

2020.6.29

No.61
趙州の露刃剣 寒霜光焔々 更に如何にと問うて擬すれば 身を分って両断と作す 『五祖法演禅師語録』

2020.7.6

No.62
マルクスが、「私はマルクス主義者ではない」と言った… 丸山真男

2020.7.13

No.63
「人間」の運命は、この世のものとは限らないということを決して忘れてはならない ピエール・ルコント・デュ・ヌイ

2020.7.20

No.64
私たちはみな、正しいことによる誤りを犯して来たんだ レイ・ブラッドベリ

2020.7.27

No.65
すべて見えるものは、見えないものの崇高を証明するための存在でしかなかった。 中河与一

2020.8.3

No.66
人生意気に感ず、功名誰れか復論ぜん 魏徴

2020.8.8

No.67
不幸だということは、だから幸福じゃないということにはならない ジャン・ジロドゥー

2020.8.17

No.68
母がなくては、愛することは出来ない。母がなくては、死ぬことは出来ない。 ヘルマン・ヘッセ

2020.8.24

No.69
彼は決意にみなぎっていたが、ほとんど希望は持っていなかった。 アーネスト・ヘミングウェイ

2020.8.31

No.70
愛は、知の極点である。 西田幾多郎

2020.9.7

No.71
掟のないところには、罪もまたない。 ロープシン

2020.9.14

No.72
より深く俺を傷つける者こそ、より深く俺を愛する者なのだ。 ガブリエル・ダヌンチオ

2020.9.19

No.73
正しい言葉とは、沈黙の反響に他ならない。 マックス・ピカート

2020.9.28

No.74
恐るべき美が生まれた。 W・B・イエイツ

2020.10.5

No.75
人は正しく墜ちる道を墜ちきることが必要なのだ。 坂口安吾

2020.10.12

No.76
社会と私のどちらが正しいか、確かめてみたい。 ヘンリック・イプセン
  

2020.10.19

No.77
「天」は一匹の蛇の栖のために、数々の奇蹟のこの堆積を作ったのか。 ピエール・コルネイユ
 

2020.10.26

No.78
生を殺す者は死せず、生を生かす者は生きず。 荘子

2020.11.2

No.79
もっとも美しい課題は、あなた方の前にある。 オーギュスト・ロダン

2020.11.9

No.80
知りたいことに答えられるものは、ひとりもいなかった。 アルフレッド・テニスン

2020.11.16

No.81
覚悟は決めていたことじゃ、理由などどうでもいい。 滝口康彦

2020.11.21

No.82
発見など何ものでもない。むずかしいのは、発見したものを己れの血肉と化することである。 ポール・ヴァレリー

2020.11.30

No.83
死の中に、永遠の生が告知された。 ノヴァーリス

2020.12.7

No.84
生物は、負のエントロピーを食べて生きている。 エルヴィン・シュレジンガー

2020.12.14

No.85
寥々たる天地の間、独立して何の極りか有らん。 雪竇禅師

2020.12.21

No.86
武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。 国木田独歩

2020.12.28

No.87
人間の意志は、たったひとりの意志でも、世界を揺るがす力を持っている。 ヴィリエ・ド・リラダン

2021.1.4

No.88
地上に平和をもたらすために、私がきたと思うな。平和ではなく、剣を投げ込むためにきたのである。 『新約聖書』マタイ福音書十章三十四節

2021.1.9

No.89
人間の不平等に対して、再び敬意が払われるときが来るだろう。 ヤコブ・ブルクハルト

2021.1.18

No.90
この世は、悲しみに満ちた街道に過ぎない。 ジョフリー・チョーサー

2021.1.25

No.91
英雄とは、自分に出来ることをする人間のことだ。 ロマン・ロラン

2021.2.1

No.92
我々は人間なのだから、人間のことを思わなければいけない と言う人たちに従ってはならない。 ソロン

2021.2.8

No.93
私たちが欲しているのは、自己の自由ではない。 自己の宿命である。 福田恆存

2021.2.15

No.94
すべて偉大なものは単純である。 ウィルヘルム・フルトヴェングラー

2021.2.22

No.95
認識されることによって、存在はある。 ジョージ・バークリー

2021.03.01

No.96
親鸞は、父母の孝養のためとて、一返にても念仏まうしたること、いまださふらはず。 親鸞

2021.03.08

No.97
私だけの悲しみがあった。ひとにはわかり得ぬ悲しみがあった。 シャルル・ボードレール

2021.3.15

No.98
憤せざれば啓せず、悱せざれば発せず。 孔子

2021.3.22

No.99
どうしてこんなことで夢が多いどころか、まだまだそれが足りないのだ。 島崎藤村

2021.3.29

No.100
一切は未知であり、実験にまたなければなりません。 ルイ・パスツール

2021.4.5

No.101
偽りの蔓延する時代には、真実を言うことが革命の遂行となる。 ジョージ・オーウェル

2021.4.12

No.102
お前は人間にすぎぬ……お前の知恵の尽きるところで、我れらの英知がはじまる。 シュテファン・ゲオルゲ

2021.4.19

No.103
国家は廃止されるのではない。それは死滅するのである。 ウラジミール・レーニン

2021.4.26

No.104
待ち望む嵐よ、疾く巻き起これ。 ルネ・ド・シャトーブリアン

2021.5.3

No.105
理由のわからない可笑しさが、ひょいとこみ上げて来たのです。 太宰治

2021.5.8

No.106
人間は赤面する唯一の動物である。 マーク・トウェイン

2021.5.17

No.107
人間の生成とは、精神の力によって世界開放性へと高まることである。 マックス・シェーラー

2021.5.24

No.108
待つことしか存在していないのだ。 サミュエル・ベケット

2021.5.31

No.109
科学は人間の形成であるにかかわらず、人間を超えたいわば宇宙性において成立する。 下村寅太郎

2021.6.7

No.110
一人の人間の夢は、万人の記憶の一部なのだ。 ホルヘ・ルイス・ボルヘス

2021.6.14

No.111
人は無償で何ものかを得ることはできない。 オルダス・ハクスリー

2021.6.21

No.112
銀椀裏に雪を盛る。 『碧巌録』

2021.6.28

No.113
生きた生は…その一回性の恐るべき眼差しで私を見つめている。 マルチン・ブーバー

2021.7.5

No.114
芸術とは、反運命である。 アンドレ・マルロー

2021.7.12

No.115
痴人でなければ知らぬ黄昏の天地がある。 阿部次郎

2021.7.17

No.116
明日はもっと美しい歌をうたおう。 サミュエル・コールリッジ

2021.7.26

No.117
神の恩寵は、人間すべてに与えられるものではない。 ジャン・カルヴァン

2021.7.31

No.118
しかし生きた有機体までを含む自然科学の中に、意識は場所を持つべきだ。 ウェルナー・ハイゼンベルク

2021.8.7

No.119
最上の人生は、陶酔にほかならない。 ロード・ゴードン・バイロン

2021.8.14

No.120
もはやエクリチュールしか残っていない。 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ

2021.8.21

No.121
つねに大思想に生き、瑣末の事柄を軽視する慣わしを持て。 カール・ヒルティ

2021.8.28

No.122
荒れ狂う我が憧れは、道から外れ彼の人を追っていく。 ペトラルカ

2021.9.4

No.123
夢見ることを止めた時、その青春は終わるのである。 倉田百三

2021.9.11

No.124
渓雲漠漠水泠泠 王陽明

2021.9.18

No.125
人間は、精神をもつことによって存在する。 カール・バルト

2021.9.25

No.126
人間の意識は、脳から湧き出てくるのではない。 アンリ・ベルクソン

2021.10.2

No.127
個人も社会も、等しく割れていた。 マイケル・ヤング

2021.10.9

No.128
それは一芸に執して、現実の多くを失った人の、悲劇の果ての顔だからでもあろう。 川端康成

2021.10.16

No.129
しかし君は跳ばなければならない。 W・H・オーデン

2021.10.23

No.130
一斬一切斬 『碧巌録』

2021.10.30

No.131
真の芸術は、虚偽の真実である。 パブロ・ピカソ

2021.11.6

No.132
よそ者として訪れ、よそ者として去り行く。 ヴィルヘルム・ミュラー

2021.11.13

No.133
情熱こそは、人間性のすべてである。 オノレ・ド・バルザック

2021.11.20

No.134
死よ、お前は死ぬのだ。 ジョン・ダン

2021.11.27

No.135
私は、火を地上に投じるために来たのだ。 ルカ福音書

2021.12.4

No.136
私を殺すものが、私を強化しているのである。 ミシェル・セール

2021.12.11

No.137
生は未完の死である。 亀井勝一郎

2021.12.18

No.138
マゼランの冒険に、助言できるものはだれ一人いなかった。 シュテファン・ツヴァイク

2021.12.25

No.139
最初の死のあとに、ほかの死はない。 ディラン・トーマス

2021.12.28

No.140
固定点―中心―の発見や投影は世界の創造に等しい。 ミルチア・エリアーデ

2022.1.8

No.141
わたしの「情熱」は、その日から始まった。 イヴァン・ツルゲーネフ

2022.1.15

No.142
一度も葬られなかったものが、どうして復活できようか。 ハンス・カロッサ

2022.1.22

No.143
人生とは、自分が知っているもののことだ。 フェルナンド・ペソア

2022.1.29

No.144
情けないことをしやがって! プロスペル・メーリメ

2022.2.5

No.145
上手に思ひ出す事は非常に難しい。 小林秀雄

2022.2.12

No.146
海と私、ほかには誰ひとりいない。―― そんな気がする。 アントン・チェーホフ

2022.2.19

No.147
しかし生きるものはすべて、恐ろしいものである。 ロジェ・カイヨワ

2022.2.26

No.148
美とは、それゆえ、現象における自由に他ならない。 フリードリッヒ・シラー

2022.3.5

No.149
古を裂き、今を破る。 大川普済

2022.3.12

No.150
偉大にして最後なる戦いが、人間の魂を待ち受けている。 プロティノス

2022.3.19

No.151
人間が死ぬことのできない世界は、生きることもできない。 田村隆一

2022.3.26

No.152
人間は、自らが創ったものになる。 ジャン=ポール・サルトル

2022.4.2

No.153
悲哀の中に聖地がある。 オスカー・ワイルド

2022.4.9

No.154
墓に入る日まで、独立であらねばならぬ。 内村鑑三

2022.4.16

No.155
自然は科学的に扱わねばならぬ。歴史は詩と成さねばならぬ。 オスヴァルド・シュペングラー

2022.4.23

No.156
死をあらかじめ考えることは、自由を求めることである。 ミシェル・ド・モンテーニュ

2022.4.30

No.157
進歩の理論は、過去と現在を犠牲にして未来を神化するものである。 ニコライ・ベルジャーエフ

2022.5.7

No.158
おそらくは、生が死であり、死が生であり得ることを誰が知ろうか。 エウリピデス

2022.5.14

No.159
われわれの恐ろしい旅は終わった。 ウォルト・ホイットマン

2022.5.21

No.160
恋の亡びた日本なぞ どっかへ行了へ 折口信夫

2022.5.28

No.161
私の言語の限界が、私の世界の限界である。 ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン

2022.6.4

No.162
最後の審判は、この上なく大きな現実なのである。 レフ・シェストフ

2022.6.11

No.163
日々は流れゆき、私は残る。 ギョーム・アポリネール

2022.6.18

No.164
私はある夜、「永遠」を見た。 ヘンリー・ヴォーン

2022.6.25

No.165
過去は寂寥の谷に連なり、未来は絶望の岸に向へり。 萩原朔太郎

2022.7.2

No.166
それについては知らない、決して知ることがないだろう。 エミール・デュ・ボア=レイモン

2022.7.9

No.167
坐底に立底を見、立底に坐底を見る。 趙州真際

2022.7.16

No.168
代々それで、お苦しみなさったらよかろう。子孫が何か苦しむものを持っているが宜しい。 團琢磨

2022.7.23

No.169
この哀しみの国から捧げる、遠く離れたものへの祈り。 パーシー・シェリー

2022.7.30

No.170
人間は、苦しみによって英知を学ぶのだ。 アイスキュロス

2022.8.6

No.171
人間は来たるべき存在である。人間は人間の未来である。 フランシス・ポンジュ

2022.8.13

No.172
他者の生を、自己の生のなかに体験するのである。 アルベルト・シュヴァイツァー

2022.8.20

No.173
満足した豚であるより、不満足な人間である方が良い。 ジョン・スチュアート・ミル

2022.8.27

No.174
確実なのは、この世界には不幸があるということだけだ。 椎名麟三

2022.9.3

No.175
無関心こそが、非人間性の本質である。 バーナード・ショウ

2022.9.10

No.176
したがって、福音書は我々の歴史に幸福な結末を与えるものではない。 ルネ・ジラール

2022.9.17

No.177
真実に向かって命を捧げる。 デキムス・ユニウス・ユウェナリス

2022.9.24

No.178
蔦の葉はまだあった。 オー・ヘンリー

2022.10.1

No.179
人間存在というものの根源的な無責任さ。 堀田善衛

2022.10.8

No.180
美わしのテームズ、静かに流れよ、わが歌の終わるまで。 エドマンド・スペンサー

2022.10.15

No.181
孤独なる神よ、孤独なる我れのもとに来たれ。 シメオン

2022.10.22

No.182
優雅でなくては、人生ではない。 ラルフ・ウォルド・エマーソン

2022.10.29

No.183
偉大な情熱はすべて、孤独の中から生まれて来る。 ジャン=ジャック・ルソー

2022.11.5

No.184
只々、心静かに運命を愛することを心がけています。 田辺元

2022.11.12

No.185
人生は、いつだって命がけだ。 エーリッヒ・ケストナー

2022.11.19

No.186
死は、不死の始まりである。 マクシミリアン・ド・ロベスピエール

2022.11.26

No.187
しかし必要なことは、ただ一つだけしかない。 ルカ福音書

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